10月1日、阪急電車の駅に行ったら、当日の宝塚歌劇の公演が中止になった旨が改札のモニターに表示されていた。宝塚駅からはけっこう離れた駅。
珍しく思いスマホで歌劇の公式サイトをみると、複数人の体調不良で急遽中止になったとのこと。
コロナの感染者また増えてるしインフルも流行ってるし大変やな〜と、その時は軽く考えていたのだが
夜にSNSをみてて偶然知ってしまった。団員さんが自○(いちおう伏せ字)されたということを。そんで公演なんてできないから休演になったことを。
全く詳しいことを知らないのでそれに関して言及することはないけど
エンタメって何なんだろうな…って思ってしまうことが最近多い。
巨額の儲けが出るような、世界を狙うようなエンタメのファンでいることってもしかしたら凄くしんどいことなのではないのだろうか。なったことないから知らん奴が言ってるだけになるけど。
ハリウッド映画とか、アメリカのショービジネス、KPOP、あと美術品も?
国内だとジャニーズ事務所とか、今回の宝塚。
美しく壮麗なねぶたの下でそれを担ぐ人たちが指示役にしばかれてるアレみたいに
世間に見せているキラキラで華麗な部分と、目を向ければ見え隠れする苛烈な部分とがあって
ファンは綺麗なところしか見たくないし、関係者は藪蛇になりなくないし
でも令和のこの時代に一向に改善されないまま「この世界はこういうものがあってこそ」って目を背けたり逆に持ち上げたりを続けていたら
新規ファンが減ったり優秀な人材に避けられたりして先細りの未来しかないし
「夢の舞台」とか「夢の世界」なんて本当はなくて
「ハレとケ」と言われる「ハレ」だってしょせん「ケ」=日常 の延長。
そんな冷めた目しか持ち得てないから、わたしはアイドルとか歌劇にはハマることができないんだろうなあ。
でも夢を見せるステージを作るにはお金がかかるのは分かる。お金をかけようとしたらやっぱり沢山の儲けが出るように頑張らなくちゃならない。
そうしたらやっぱり闇が生まれる。
勢いでバーっと書いてたら訳わからなくなってきた。
なんかもう「資本主義が諸悪の根源」的な結論に行き着きそう。かといって社会主義とか共産主義を推し進めたいわけでもない。
縄文時代にかえりたいね、ってなるのよ。結論は。
でも縄文時代特集で見た前歯を櫛型に削ったあの歯は痛そうすぎて嫌だ。アレが成人の通過儀礼とかになってたら私は集落を脱走する。そして野垂れ死ぬ。ああやっぱりどこに行っても幸せになれない。
何かのファンになったが最後、楽しさを享受するだけでは終わってくれないこのエンタメなるもののシステムなんなんだろう。
中にいる人たちだって、そんな闇を引き受けたくてその世界に飛び込んだわけでもなかろう。
エンタメの興りはなんだ?人を喜ばせたい気持ちから始まったのか、それとも稼ぐ方法論として始まったのか?
哲学の領域になってきた。