心が疲れている。
写経体験を経て信心が無さすぎるせいで宗教はわたしを救ってくれないと気付いたはずなのに
性懲りもなく、いまとても西国三十三所めぐりがしたい!
要するに現実逃避の旅がしたいけど行きたいところもないし有名な観光地巡りは人が多くて逆に疲れるから観光以外で旅の大義名分がほしいのです。
身も蓋もない動機だけど江戸時代からの伝統的な物見遊山の精神を引き継いでいるとも言えなくはない…かもしれない。
番号どおりに巡る必要はないけど、最初と終わりは順番どおり行きたいなー なんて思っちゃうんですが
めっちゃとおい…
さいごの33番札所は岐阜県なんだけどどこが西国なんだろうね。
まあとりあえず形から固めていこうと専用の御朱印帳を購入。
御詠歌とか水彩画とかが印刷されてるのあんまり好きじゃないなーと思って何も書いてない蛇腹式のやつをAmazonで買った。
普通の御朱印帳よりページ数が多くてぶあつい。
ぶあついのでこの御朱印帳に専用の袋をつくった。
手ぬぐいで。
朝ドラ見てないけど、X(旧twitter)でフォローしてる手ぬぐい屋さんのうさぎ柄手ぬぐいが
朝ドラ『らんまん』で手縫い巾着袋として出てきたおかげで
同じ柄の手ぬぐいが売れに売れて予約もいったん打止め状態になっているのを見て
「手ぬぐいで袋を作ろう!」と思い至ったのだった。
最初は巾着袋を作ろうと思ったけど、上の絞る部分のサイズ感がよくわからずいろんな袋の作り方を検索した結果
とあるブログにあった、長細く布を裁ってつくる袱紗っぽい御朱印帳袋のレシピを参考に
サイズが合うように2回くらい仮縫いしてから作った。
ブログの人は「30分で作れる」って書いてたけど裁縫なんて滅多にしないわたしは仮縫い除いても1時間かかった。
若干ゴワゴワしているけど、畳んで縫ったので糸をほどけばもとの手ぬぐいに戻る仕様。すばらしい。SDGsですね。
素材は山下清展で買った手ぬぐい。インクジェットプリントとおもわれ、吸水性も肌触りもよくないので持て余していたやつ。
全体が見えないので絵柄が全然わからないな…
御朱印帳の中の用紙は無地なので見開きに御朱印と御詠歌をいただく予定。
とすると一箇所あたり千円(御朱印が@500に値上がりしたらしい)…三十三箇所トータル3万3千円もするのかぁ…(信心のなさがここらへんに出てくる)
車の運転できないから全部公共交通機関で行くし、遠くのお寺は泊まりがけになるし…本当にやるのかこれ!?
お金をなるべく使わないでどこかで一泊して青岸渡寺に行くには……と、毎日のようにホテルの検索してて割とそれが現実逃避でもあり、新たなストレスでもあり。
9月末なのに気温が30℃超えるやら、カメムシが大量発生するやら、ミサイルやら戦争やらでなんかもう世界が滅びそうなので、その時までになるべく楽しいことをなるべく多くしておきたいものですなあ。
ノストラダムスの大予言を信じてテスト勉強しない『ちびまる子ちゃん』のはまじと同じ心境です。