※映画『アイアンクロー』とミュージカル『カム フロム アウェイ』の、若干のネタバレを含みます
映画『アイアンクロー』よかったっす。
主人公ケビンを演じるザック・エフロンは『グレイテスト・ショーマン』でしか知らなくて
あの貴公子っぽい俳優さんが「人間って役づくりでここまで筋肉つけられるん?」ってくらい筋肉マンになっていて(でも瞳がキラキラで貴公子の面影があり)びびった。
もっとも悔やまれるのが、途中で三男のデビット(癖毛の金髪ロン毛)と四男のケリー(癖毛の金髪ロン毛)を取り違えて観ていたことだ。
まず外国人のありふれた名前は全部同じに聞こえて区別がつかないゆえに次男〜四男の名前が覚えられなかったこと。(長男は5歳で亡くなっていて、五男のマイクはちょっと黒髪寄りなのと筋肉量が少なめなのでギリギリ区別できた)
そのため「日本でデビットが死んだ」ときに頭の中がごちゃっとして四男が死亡したのだなと結論づけた。
終盤もう1人の弟が拳銃自殺してその亡骸を主人公ケビンが家に運び込むシーンで壁に飾ってある四男のアメフトに関する賞状的なものが映ったときに間違いに気づいた。
三男だと思っていたこの男性は、アメフト選手としてのオリンピック出場が社会情勢のため叶わなくなった後に選択肢があるようで無い流れでプロレスデビューすることになった四男だわ!
外国人男性の区別つかねえ…
と思っていた時期が私にもありました。
翌日skyシアターMBSという最近できたばっかりの劇場でミュージカル『カムフロムアウェイ』を観た。
ブロードウェイミュージカルの日本人キャストバージョンで、普段ミュージカルを観ないけれどもあまりにも評判が良いので高い金払って(全席均一価格&席指定不可🙃)チケットとったのですよ。
ほかのミュージカルだったら主役やってるような人たち(詳しくないので実はよく知らんがネットやパンフにそう書いてある)ばっかり12人が、一人あたり平均10役くらいを演じ分けるというなんかとてつもなく見応えのあるミュージカル。
「開場」から座席まで行ける「本開場」まで謎に15分間あいてて(←これ舞台界隈でよくあることなん?意味がわからん)
それが会場内に明示されておらず階段登ろうとしたらスタッフに冷たく門前払いされてイラっとしたり
ロビー内の動線悪かったり終演後の物販の列形成遅くてスタッフ誘導による割り込みが発生したりと運営に思ところは多々あれど🙃本編の内容は
凄くよかった。
惜しむらくは、「ケビン(社長)」と「ケビン(秘書)」という若い男性のゲイカップルが出てくるんですけどね
そのケビン達を途中で取り違えて観ておりました。
演じているのは日本人だし、片方は癖毛っぽくて片方はストレートっぽい髪質だったんだけどね…
居酒屋で鱈にキスするのは秘書のほうだと思っていたけど社長のほうだった…?たぶん。
赤いシャツを着ているのが秘書の方だと思っていたけど、グレーの服を着ていたのが秘書だった…たぶん。
日本人でもダメだったわ!わたし!
なにぶん席が2階の後ろの方だったもんでね…(席のせいにする)
プログラムも買ったんですけどね、俳優さんたちの写真、舞台衣装を着ていないんですわ。
なんせたくさんの役を演じるので「この役の衣装で」ってのができないんでしょうね。みんな白〜グレー〜ブルーのシャツとGパン綿パンをお召しになられている。
だから舞台で赤いシャツを着ていたのが「ケビンT」なのか「ケビンJ」なのか判然としないのですわ。
YouTubeに上がっているゲネプロの動画とかで確認したところ恐らく上記の結論で合っていると思うんですがね。
そしてまたまたその翌日に大阪のシネ・ヌーヴォでやってる笠置シヅ子特集の映画『銀座カンカン娘』を観たんですよ。
さすがに笠置シヅ子と高峰秀子の区別はつきます。同居人「武助(ぶすけ)」氏の職場の合唱サークルのシーンではどれが武助さんかわからなかったけれどもそれは余談。
本編が始まる前の予告編が「あ、ゲイのお話だ」「これもゲイのお話か…」って感じで、なんかやたらゲイのお話が多いのですよ。
なんすか?流行ってるんですか?
べつにゲイをヘイトしているわけではないけど「余命◯ヶ月」みたいに話を盛り上げるために「今ならゲイだよね」って感じで持ってきてません?
それとも裏を返せば「石を投げればゲイに当たる」くらい当然にゲイが存在するのが当たり前の社会だということをあらわしている…?(それにしては作品数的に男性の同性愛>>女性の同性愛 過ぎないかね?とも思う)
ともあれ似たような見た目の若い男性が二人以上でてきたらもう区別がつかないので
ゲイカップルだすなら“黒髪と金髪”とか“ロン毛とパンチ”とか見分けやすい外見にしてください。切実に。
映画や舞台の俳優さんってだいたい顔がいいじゃないですか…容姿が整っているひとの顔って特徴的なパーツとかがなくて覚えにくいんだよなあ😞矢田亜希子さんの顔とか菅田将暉さんの顔とか、出てき始めの頃全然覚えられなかった。
もうムビチケ買ってある映画『異人たち』も若い外国人のゲイカップルがメインなんだよなあ〜見分けつくかなあ〜。チラシ見た感じでは区別つきにくそうなんだよなあ…さらに若いころの外見した父親も出てくるんだろ…不安だわ〜。