LOSTMAN NEED BLUES DRIVE MONSTERS

神経質で性格が悪い人のブログ。ブーメランな意見を述べがち。消しがち。更新が多いときは調子が悪いときです。更新がないときはもっと調子が悪いときです。情報商材いりません。

Now, I CAN’T feel that hybrid rainbow.

暗い気持ち。

気圧が低いとどうもね。

『おかえりモネ』録画してるけどまだ観てないんで週末に観ますね。

『なないろ』配信は初日に買って毎日の昼休みに聴いてます。

 

NHKのラジオによれば『なないろ』と『flare』は相方みたいな存在?(うろ覚え)らしいのだけど、

私ははじめ、ラスト部分の共通イメージから『なないろ』は『月虹』の翌朝なのかなあと思っていた。(よく考えたら全然そんなことない。)

 

『なないろ』と『月虹』の共通点は、“虹や虹に類するもの”が生きる理由的なもののメタファーになっているところ。と私は思う。

 

BUMPが唯一参加しているトリビュート曲としておなじみのthe pillows『ハイブリッドレインボウ』もそうだ。

 

私はこの『ハイブリッドレインボウ』の「太陽に見惚れて少しこげたプリズム」っていう歌詞のところでしょっちゅう泣きそうになる。

明るく輝く太陽に憧れて眺めすぎて、焦げ付いて歪んでしまったせいで変な七色を映し出すプリズム

そんなプリズムをまた性懲りもなく太陽と挟んで混ざったような虹の色を見ている。

なんか『sailing day』の主人公「愚かなドリーマー」みたいだなあ。

 

そこまで傷ついてても、「まだ限界じゃない」って希望を捨てないで心の中に虹があるのが羨ましくて切なくて泣きそうになるんだきっと。

 

こちとら、妹の口からポロッと零れた単なる日常会話の一言をいつまでも引きずって「私なんてどうしたってこの先お先真っ暗だ。浮上しようと頑張ってさえいないし…どうしようもねぇな…生き恥だよな……」と、そりゃあもう気分は地面をスレスレに浮かんでいる殆ど萎んだ飛行船状態(妹=容赦なく突っつく鳥)になったときには

「こんな気分で“I can feel that hybrid rainbow”なんてとてもじゃないけど思えないぞ…さわおさんどんだけメンタル強いんだ……今週末お医者さんに行こう…」ってなったぞ。(行ってない。)

 

やっぱり自分にできない理想を歌った歌に惹かれるものなのだろうか、人というのは。

 

だってさ、外はめっちゃ雨降りなのに「寂しい雨の日に君の横でうるさい音を優しく鳴らすへなちょこの4人組」は現状3人で活動中だし。

どんなに頑張ったって3年経てばサヨウナラな派遣社員なのに新人があり得ないくらいクソなせいで同じ時給で2倍近くの仕事を否応なく頑張らされて疲弊してる現状だし。

それを愚痴ったら大企業の正社員様の妹に皮肉で返り討ちにあうし。

『才悩人応援歌』で立派な隣人に「頑張れ」って言われた主人公の心境にバチバチにフィットですよ。

○にたくなるよ、生きていたいよ。

 

“ミッシェルガンエレファントの『世界の終わり』が頭の中をぐるぐるする時はメンタルがヤバい時”というマイ指標があるんだけども

最近はアラートが鳴っているよ。

 

『アカシア』に関する戯言

「アカシア」っつーくらいだから、何となく赤い花が咲くと思っていた。そんくらいアカシアのことを知らなかった。うっすらアカシアとサルビアを混同していた。

ポンツカで『Gravity』のジャケ写がアカシアの花であるとの情報をメンバーの口から聞くまでそれとは気付かなかった。

そっかーアカシアの花って黄色いスギ花粉みたいなやつなんかーって何となく思ってるうちに、なんとなく「アカシア=ミモザ」らしいでってことを知った。

ほーミモザか。ミモザなら知ってる。あのオシャレな花やろ。なんで藤原さんは曲のタイトルをより知られている「ミモザ」じゃなくて「アカシア」のほうにしたんやろー

などとボーッと考えていたら

3月8日は“ミモザの日”らしく、流石オシャレな花なだけあってその日はインスタでやたらとミモザ関連の投稿を見た。(ミモザの花を愛でる日とかではなく女性の社会参画を考える日らしいが。)

ほんで、ミモザのイラストを描いてた誰かさんが絵の端っこに「金合歓」と書いていた。

ほほーアカシアってこんな漢字を書くのか、どういう意味合いでこの漢字になったんだろうと、ここでやっとボーッとせずに検索してみた。

 

そしたら漢字の由来は全然わからなかったんだけど、

アカシアの花がミモザと呼ばれているのは誤りであることを知った。

ミモザ」はオジギソウの学名に由来していることから、本来はオジギソウを指す植物名らしい。

写真も見たが、オジギソウの花はアカシアの花とは似て非なるものであった。

Twitterでは葉っぱがオジギソウに似ている「ミモザアカシア」を略して「ミモザ」と呼んだことから誤用に繋がったと書いてる人がちらほらいたけどそんな感じなんでしょうかね。

そういう現象ってあるよね。おはスタの「おはー」を慎吾ママが「おっはー」って使ったらブレイクしてしまったみたいな。

 

曲のタイトルが『ミモザ』じゃなくて『アカシア』なのはそういう曖昧さを排除するためでもあるのかもしれないねー。ためになったわー。言葉に責任を持つ男藤原基央だわやっぱり。信頼感凄いわ。

 

アカシアの花言葉が“友情”だなんだとかありますが、私はこの↓Wikipediaの記述を見て「コレが曲名の由来だったら素敵やん……」と思いました。

契約の箱 - アカシアの木材でできている。古代イスラエル人にシッタと呼ばれる聖木であり、アカシアの樹木は硬く、腐ったり虫に食われたりしないため、聖書においては「不朽不滅、永遠」を象徴する。

Wikipedia 「アカシア」のページより)

 

「契約の箱」てのは旧約聖書に出てくる十戒が刻まれた石板を収めた箱とのこと。まー宗教関係のことは置いといて。「腐ったり虫に食われたりしない」ってところに何かキュンとくるものを感じたのですよ私は。

 

ゲーム類をやらないので、ポケモンをはじめゲーム界隈でアカシアという木がどんなメタファーとして使われているのかとか、またはそんなもの無いのかとか全くわからない者の戯言でした。

 

最近のBUMPの曲名って謎掛けみたいなのが多いから、色々と調べて想像すんの楽しいね!

 

因みに私が春から使う仕事用手帳は表紙にアカシアの花が描かれていますが「ミモザ」っつって売ってました。

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ブラック企業の上司のせいで名曲に色眼鏡がかかってしまった話

BUMP OF CHICKEN『天体観測』が関ジャムのJ-POPランキングで4位だったらしく、Twitterのトレンドに入っていた。

終わってから知ったので番組は見てない。

 

『天体観測』は改めて言うまでもなく名曲だ。今日とて仕事からの帰り道に自然と脳内ジュークボックスがヘビーローテーションしていたくらい生活の傍らにいる。

が、わたしにはこの曲とセットで思い出してしまう嫌な記憶がある。

 

わたしは何社ものブラック企業を渡り歩いてきた学習できないお馬鹿さんなのだが、

社員が20人くらいのとあるブラック企業(製造販売業)の事務をやっていた時の話……。

 

その会社は社長の人格が崩壊していた。

奥さんは具体的な役職名を本人も知らない「役員」という肩書きを持ち、なんの仕事もできないのに毎月50万円の役員報酬を得ていた。(←経理のパートさんが教えてくれた)

それ以外の役職のある者は皆、社長(男)が発作のように毎日やってる会議という名のヒステリーに朝から夕方まで付き合わされ、仕事には殆ど手が回っていなかった。「お前らを役職につけても成果が上がらん!」と癇癪を起こして役職を外したり、逆に位を上げたり(そして2週間後に元に戻したり)していた。

彼らがまともに業務をこなせるのは、社長が会社に来る前と会社から去った後だけ。

そんな僅かな時間帯、営業系の上司と製造系の上司がげっそりしながら事務所で会社の今後や自分達の身の振り方等について言葉少なに愚痴っていた時のこと。

疲れ切っていたんだろう、営業系の上司が「幸せ」というキーワードで検索して出てきたネットのページを印刷して製造系の上司に渡していた。

それを見た私は「『幸せの定義とか』探してる奴!文字どおり探してる奴!!」と密かに心の中でウケていた。

私も社長の怒鳴り声を毎日聞いていて、精神的に消耗していたのだ。

上司の頭にあったのはもしかしたらポン酢醤油のCMかもしれんけど。

 

それ以来、『天体観測』の

気が付けばいつだって ひたすら何か探している

幸せの定義とか 哀しみの置き場とか

の部分を聴くたびに、あの会社にまつわる色んな記憶がブワッと出てきて苦々しい気分になるのでした。

 

結論:ブラック企業で働いてしまうと色んなトラウマができて人生の支障になるからマジ害悪。滅びて欲しい。

『Flare』トリプリミーニング説

私の浅〜〜い調べによれば

太陽フレア(太陽面爆発)が起こる場が太陽コロナなんです。…多分。…Wikipediaとか科学館サイトとか見た感じでは多分……。宇宙用語むずかしい…。

 

だから『Flare』は、コロナ禍に於ける一人一人の小さな命の灯火の一つ一つが、時に激しく爆発したりしながらも燃え続けていることを表しているのではないのだろうかと、

夜中に突如閃いたのです。

 

ラテン語とかさ…もしかしたらただの偶然かもよ……ポンツカネタであったかどうかも確信が持てなくなってきたわ……。

 

いやしかしそれがあったとしたらトリプリミーニングですね。話は大きくなる一方ですよ。

 

うーん、ハテナッチセブンクエスチョンズみたいになってきた。

曲を愛する者にとって他人の思い込みによる極端な解釈は気に触るものだし、逆に私が知らないだけでSNSでは皆んな言ってることだったりしたらドヤ顔で書いた上の文章が恥ずかしいしなので早々に切り上げることにします。

ビビった。(はしゃいだ感じの日記)

BUMPが次の朝ドラの主題歌だって?

BUMP OF CHICKEN on Twitter: "新曲「なないろ」が5/17(月)放送スタートのNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の主題歌に決定しました。https://t.co/kLau1iZDIW… "

昼休みにLINEのBUMPアカウントを見て頭の中でキュウソネコカミの『ビビった』の大サビがリフレインするくらいビビった。

 

『おかえりモネ』というタイトルだけでは「ん〜……印象派?」というショボショボなイメージしか湧いてこなかったけど

公式サイトであらすじを読んだところ気仙沼出身の主人公が気象予報士の使命に燃えるお話らしい。

なんか面白そう。

ちゅらさん』『てるてる家族』ぶりに朝ドラをちゃんと観ることになるかもしれない。わからんけど。飽きっぽいから分からんけど!

 

気象予報士といえば、私は夕方の関西ローカル情報番組に出ている気象予報士片平敦さん通称“片平くん”が好きだ。

片平くんは天気予報とか気象災害への注意喚起とか、あと季節のお便りとかの全ての説明がとびきり分かりやすい。

気象予報士の大事な使命は自然災害の被害を予防すること」ってな感じのことを片平くんが言ってるインタビューか何かを見たことがあって、だからあんなに全ての説明が分かりやすいのか!どんな条件の人にも、できるだけ多くの人に伝えたいことが伝わるように、わかりやすい説明のために心を砕いているんだな!って腑に落ちてそれからずっと尊敬している。

 

『おかえりモネ』のストーリーを読んだ感じ、それと通じるものがあったのでなんだか素晴らしいものが見られそうな予感がしてきた。

 

そしてそんな良さそうな朝ドラとBUMPの良さそうな曲が合わさったなら、きっととっても良い作品になるんじゃないかなあ。

そしてその曲で紅白に出るのかなあ。

今度はNHKホールから…。

今月号(2021年3月号)のMUSICA読んだら前回のブログ消したくなったよ!

注意)MUSICA 2021年度3月号のネタバレがあります

 

amazonから発売日の翌日には届いてたものの

なんか怖くて読めてなかったMUSICA。

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コラージュデザインの表紙が怖いんじゃないよ(このご時世に咥えタバコを全面に押し出して表紙を飾るタフな彼らに街で出会ったらビビって逃げるけど)。BUMP OF CHICKEN 藤原基央さんのインタビューの内容が予測不能で怖かったんだよ。

 

でも今日、勇気を出して読んだんだ。

そしたら前回(2月11日)のブログ記事を消したくなったんだ。

でも消さない。私のブログには珍しく星をつけてくれる方々が複数いたので自己承認欲求を満たすため消さない。

 

『Flare』、去年の7月くらいから作り始めたって言ってるやん!

コロナ禍でメモアプリに書き溜めた言葉が元ネタになってできたって言ってるやん!

チャマさんが云々ちゃうやん!

 

でもまあ、言い訳を聞いてくれ。

前の『JAPAN』のインタビューでも今回でも、『新世界』の歌詞を結婚に絡めて憶測されたことについて藤原さんは「一つのことを日記みたいに歌詞にはしないよ!例外はあるけど!」的な反論をしていた。

それを分かっていながら、私は今回の『Flare』をその数少ない例外だと思おうとしていた。

それだけ自分にとっては9月のあの出来事が重大事件だった。BUMPに関してはコロナのことなんてどっかに飛んでいってしまうほどに。

 

インタビューを踏まえて歌詞を読み返してみると、全然雰囲気が変わってくる。

私は昨日までこの曲を、乱暴に言って仕舞えば藤原さんの愚痴…というか独白みたいなものと解釈していた。今にも消えそうな灯火をなんとか明日へ守っていこうとする悲壮な決意みたいなものを感じていた。

しかしコロナ禍、とくに1回目の緊急事態宣言くらいの緊迫した日本や世界の状況への思いと置き換えてみると、途端に希望の歌に聴こえてくる。

それぞれの人たちが、色んな立場で色んな利害関係の中で何とか明日へ繋ごうとするのを全て包んでくれている。

藤原さんが「話がしたい」と切実に思う相手が特定の人のように読めていたのが「あらゆる人」だと思える。

“大丈夫 渡れるよ” は

「心配しないでね、僕は渡れるから(←痩せ我慢)」に聴こえていたのに

「心配要らないよ、君なら渡れるよ」っていう激励に聞こえる。

 

不思議!

 

それって、きっとどっちの状況にも当て嵌めて解釈できるくらいこの曲が普遍的ってことですよね!?ね!?

それって、このインタビューで藤原さんが話していた曲づくりの狙いが成功していると言えなくはないのでしょうか!?

それって、いつもどおりのBUMP の曲ってことですよね!?「コロナ前の曲なのに、コロナ禍でつらい今の気持ちにぴったり〜藤原さん予言者やろ〜」って何回も思いましたからね!?

 

以上が言い訳です!

 

そしてそして、MUSICAをamazonで買った故に関連商品のオススメで出てきた「CUT2021年1月号」

藤原さんのインタビュー記事あるやん!去年の年末に発売されてるやん!

(↓amazonの商品ページ)

Cut 2021年 01 月号 [雑誌]

なーにが「雑誌のインタビューも無いし」だよ、前回の記事の私!

しっかり見逃しとるやんけ!!

 

公式アカウントでこれに関するお知らせとかあったっけ?うーわー記憶にない。

aurora arkツアーが始まったくらいまでは非公式BUMP情報アカウントをフォローしてたから雑誌掲載の情報も漏らさずチェックできてたんだけどなー。

中の人の性格が合わなくてフォローを外してしまったんだよな。

ともあれamazonにまだ在庫が残ってたので即座に発注しました。

明日の月曜日を1日頑張ればまた祝日なので(そのせいで2月の出勤日数が少なくて仕事の密度がハンパないけど。こちとら時給で働いてるんで密度が濃かったらくたびれ損だけど。)、もし届いてたらこっちも勇気を出して読んでみたいです。

以上です。

初見時『Flare』(フレア)→フレアスカート→すえひろ○りず と連想した自分を殴りながら

2月11日はBUMP OF CHICKEN の結成記念日だ。

建国記念の日が結成記念日。BUMPは国なのかもしれない(不敬罪)。

SNSの公式アカウントでレコーディングの様子が投稿されてたりしたので「11日になったと同時に新曲を配信リリースするのかもなぁ〜」などとのんびり構えていた。

 

最近の私は、BUMPに対してのんびりしているのである。

暫くは諸々の理由でライブも配信ライブもグッズ発売もないだろうからチケットとかの争奪戦にソワソワしなくていいし、ラジオのゲストも雑誌のインタビューもないだろう。

radikoプレミアムは解約済みだ。

MUSICAの“BUMPのインタビューを鹿野さんが自粛した号”の鹿野さんの所感は1回読んだきり。音楽ライターってジャーナリストじゃなくて“ライター”なんだなって、分かってたつもりだったけど多少の失望を感じた。

鹿野さんとか、AR三兄弟長男とか、なんか分かってる感じの周辺の人たちの言動に振り回されたくなくてSNSではフォローを解除した。

 

ポンツカはあの後でも楽しんで聴いていたけど、なんかここ数週間はなんでか説明できないけど聴いてない。ほんとに説明できないんだけど。そもそも私は毎週定期的にドラマとかアニメとかを見るのが苦手な人間だし。うん。

 

そんなこんなでBUMPに対してちょっと無防備な心理状態で今回の新曲『Flare』に接した結果、みごとに体調を崩した。重い。まー仕事で疲れてたのもあるけど。

 

一曲に内包されてる情報量が多すぎる。

 

現実逃避とステイホームの気分転換のために読みすぎてる「なろう系小説」風に表現するならば、“自らが持つ魔力の強さを受け止めきれずいつも体調を崩している王族の人”状態になってしまった。要するに自家中毒?知恵熱?頭が痛い。

 

タイトルの『Flare』がポルトガル語でChamaなんだってのはTwitterでトレンドになってたから知った。

それに関しては皆んな博識ダナーと感心すると同時に「そんなあからさまな匂わせするんだ!?意外!」って驚いたくらい。

むしろそんな明確にダブルミーニングを忍ばせるくらい切羽詰まってるのかな?と若干心配になった。

※2021年5月29日追記:JAPANのインタビューによると意図してない偶然とのこと。

 

そのネタを知る前に聴いただけでも正に現状の歌だなと感じた。藤原さんがこんな状況で全然関係ない曲をつくれるような人だとは誰も思ってないだろうけど。

私的には「ちゃんと」って叫ぶみたいに繰り返すのが一番うおぉぉと感じながらも考えすぎかな!と思っていました。

 

それに、YouTubeじゃなくて買った音源で、イヤホンで聴くとよりはっきりと感じるのだけども

声の凄味が凄い。

悲しみ、怒り、希望、絶望、諦めと焦燥、弱さと強さ、優しさと厳しさ、吐き出したさと隠したさ、言葉に表せない色々な感情を複雑に混ぜ合わせて

それぞれの濃淡をフレーズごとに変えながらどんどん畳み掛けていってその複雑な感情を静かに爆発させていくみたいな超絶技巧級の歌声が。

 

音源を買ったアプリの仕様上、『Flare』の再生が終わったら自動的に『Gravity』が再生されるのだけど、声の響きが全然違って毎回びっくりする。

どっちもそれぞれの曲に適した最高の声だけどね!

わたし声フェチなんで!

 

『Flare』にもし二重の意味がなくても、地球では生命の源である太陽光だけど、太陽では地球人のあずかり知らぬ激しい爆発(フレア)が起きているという解釈だけで納得できる歌声。

 

歌詞は全部がもう「うわあぁ」なんだけども、特に

落とさない ひと粒

壊れた心でも 悲しいのは 笑えるから

ってのはやばいですね。何がやばいって、こんなに藤原さんの視界みたいな曲なのに

ポンツカを聴くときの自分とかに重ねてしまうところですよ。

 

いつもどおり、藤原基央の歌でありながら聴いてる人の歌でもあるのだなあと思いましたよ。

 

そしてまだ暗中模索なのだなあ。

 

もう曲がドキュメントやん。暗中模索の中だから生まれてきた名曲に感動&歓喜する私がいるという歪みよ。

名曲が生まれるときの背景とファンの構図っていつの時代も歪んでるよな……それがショービジネスってやつなのかな…。

 

深淵がこちら側を覗きそうなのでここら辺で打ち切ったほうが良さそうだ。

 

MVは『友達の唄』をなんとなく思い出す絵面で、なんかね。

途中から聞こえてくるベースの音が誰のプレイなのか、それとも打ち込みなのか。

それを聞き分ける耳すら持ってない底辺リスナーなんだけども、

この構図でベースがブンブン聴こえたらくるものがありますよね。なんかね。

とっ散らかってきたので本当に打ち切ります。

MV観てからこのブログの文章を読み返すと我ながら何奴!?って感じだな、消さないけど。