LOSTMAN NEED BLUES DRIVE MONSTERS

神経質で性格が悪い人のブログ。ブーメランな意見を述べがち。消しがち。更新が多いときは調子が悪いときです。更新がないときはもっと調子が悪いときです。情報商材いりません。

初見時『Flare』(フレア)→フレアスカート→すえひろ○りず と連想した自分を殴りながら

2月11日はBUMP OF CHICKEN の結成記念日だ。

建国記念の日が結成記念日。BUMPは国なのかもしれない(不敬罪)。

SNSの公式アカウントでレコーディングの様子が投稿されてたりしたので「11日になったと同時に新曲を配信リリースするのかもなぁ〜」などとのんびり構えていた。

 

最近の私は、BUMPに対してのんびりしているのである。

暫くは諸々の理由でライブも配信ライブもグッズ発売もないだろうからチケットとかの争奪戦にソワソワしなくていいし、ラジオのゲストも雑誌のインタビューもないだろう。

radikoプレミアムは解約済みだ。

MUSICAの“BUMPのインタビューを鹿野さんが自粛した号”の鹿野さんの所感は1回読んだきり。音楽ライターってジャーナリストじゃなくて“ライター”なんだなって、分かってたつもりだったけど多少の失望を感じた。

鹿野さんとか、AR三兄弟長男とか、なんか分かってる感じの周辺の人たちの言動に振り回されたくなくてSNSではフォローを解除した。

 

ポンツカはあの後でも楽しんで聴いていたけど、なんかここ数週間はなんでか説明できないけど聴いてない。ほんとに説明できないんだけど。そもそも私は毎週定期的にドラマとかアニメとかを見るのが苦手な人間だし。うん。

 

そんなこんなでBUMPに対してちょっと無防備な心理状態で今回の新曲『Flare』に接した結果、みごとに体調を崩した。重い。まー仕事で疲れてたのもあるけど。

 

一曲に内包されてる情報量が多すぎる。

 

現実逃避とステイホームの気分転換のために読みすぎてる「なろう系小説」風に表現するならば、“自らが持つ魔力の強さを受け止めきれずいつも体調を崩している王族の人”状態になってしまった。要するに自家中毒?知恵熱?頭が痛い。

 

タイトルの『Flare』がポルトガル語でChamaなんだってのはTwitterでトレンドになってたから知った。

それに関しては皆んな博識ダナーと感心すると同時に「そんなあからさまな匂わせするんだ!?意外!」って驚いたくらい。

むしろそんな明確にダブルミーニングを忍ばせるくらい切羽詰まってるのかな?と若干心配になった。

※2021年5月29日追記:JAPANのインタビューによると意図してない偶然とのこと。

 

そのネタを知る前に聴いただけでも正に現状の歌だなと感じた。藤原さんがこんな状況で全然関係ない曲をつくれるような人だとは誰も思ってないだろうけど。

私的には「ちゃんと」って叫ぶみたいに繰り返すのが一番うおぉぉと感じながらも考えすぎかな!と思っていました。

 

それに、YouTubeじゃなくて買った音源で、イヤホンで聴くとよりはっきりと感じるのだけども

声の凄味が凄い。

悲しみ、怒り、希望、絶望、諦めと焦燥、弱さと強さ、優しさと厳しさ、吐き出したさと隠したさ、言葉に表せない色々な感情を複雑に混ぜ合わせて

それぞれの濃淡をフレーズごとに変えながらどんどん畳み掛けていってその複雑な感情を静かに爆発させていくみたいな超絶技巧級の歌声が。

 

音源を買ったアプリの仕様上、『Flare』の再生が終わったら自動的に『Gravity』が再生されるのだけど、声の響きが全然違って毎回びっくりする。

どっちもそれぞれの曲に適した最高の声だけどね!

わたし声フェチなんで!

 

『Flare』にもし二重の意味がなくても、地球では生命の源である太陽光だけど、太陽では地球人のあずかり知らぬ激しい爆発(フレア)が起きているという解釈だけで納得できる歌声。

 

歌詞は全部がもう「うわあぁ」なんだけども、特に

落とさない ひと粒

壊れた心でも 悲しいのは 笑えるから

ってのはやばいですね。何がやばいって、こんなに藤原さんの視界みたいな曲なのに

ポンツカを聴くときの自分とかに重ねてしまうところですよ。

 

いつもどおり、藤原基央の歌でありながら聴いてる人の歌でもあるのだなあと思いましたよ。

 

そしてまだ暗中模索なのだなあ。

 

もう曲がドキュメントやん。暗中模索の中だから生まれてきた名曲に感動&歓喜する私がいるという歪みよ。

名曲が生まれるときの背景とファンの構図っていつの時代も歪んでるよな……それがショービジネスってやつなのかな…。

 

深淵がこちら側を覗きそうなのでここら辺で打ち切ったほうが良さそうだ。

 

MVは『友達の唄』をなんとなく思い出す絵面で、なんかね。

途中から聞こえてくるベースの音が誰のプレイなのか、それとも打ち込みなのか。

それを聞き分ける耳すら持ってない底辺リスナーなんだけども、

この構図でベースがブンブン聴こえたらくるものがありますよね。なんかね。

とっ散らかってきたので本当に打ち切ります。

MV観てからこのブログの文章を読み返すと我ながら何奴!?って感じだな、消さないけど。