LOSTMAN NEED BLUES DRIVE MONSTERS

神経質で性格が悪い人のブログ。ブーメランな意見を述べがち。消しがち。更新が多いときは調子が悪いときです。更新がないときはもっと調子が悪いときです。情報商材いりません。

ブラック企業の上司のせいで名曲に色眼鏡がかかってしまった話

BUMP OF CHICKEN『天体観測』が関ジャムのJ-POPランキングで4位だったらしく、Twitterのトレンドに入っていた。

終わってから知ったので番組は見てない。

 

『天体観測』は改めて言うまでもなく名曲だ。今日とて仕事からの帰り道に自然と脳内ジュークボックスがヘビーローテーションしていたくらい生活の傍らにいる。

が、わたしにはこの曲とセットで思い出してしまう嫌な記憶がある。

 

わたしは何社ものブラック企業を渡り歩いてきた学習できないお馬鹿さんなのだが、

社員が20人くらいのとあるブラック企業(製造販売業)の事務をやっていた時の話……。

 

その会社は社長の人格が崩壊していた。

奥さんは具体的な役職名を本人も知らない「役員」という肩書きを持ち、なんの仕事もできないのに毎月50万円の役員報酬を得ていた。(←経理のパートさんが教えてくれた)

それ以外の役職のある者は皆、社長(男)が発作のように毎日やってる会議という名のヒステリーに朝から夕方まで付き合わされ、仕事には殆ど手が回っていなかった。「お前らを役職につけても成果が上がらん!」と癇癪を起こして役職を外したり、逆に位を上げたり(そして2週間後に元に戻したり)していた。

彼らがまともに業務をこなせるのは、社長が会社に来る前と会社から去った後だけ。

そんな僅かな時間帯、営業系の上司と製造系の上司がげっそりしながら事務所で会社の今後や自分達の身の振り方等について言葉少なに愚痴っていた時のこと。

疲れ切っていたんだろう、営業系の上司が「幸せ」というキーワードで検索して出てきたネットのページを印刷して製造系の上司に渡していた。

それを見た私は「『幸せの定義とか』探してる奴!文字どおり探してる奴!!」と密かに心の中でウケていた。

私も社長の怒鳴り声を毎日聞いていて、精神的に消耗していたのだ。

上司の頭にあったのはもしかしたらポン酢醤油のCMかもしれんけど。

 

それ以来、『天体観測』の

気が付けばいつだって ひたすら何か探している

幸せの定義とか 哀しみの置き場とか

の部分を聴くたびに、あの会社にまつわる色んな記憶がブワッと出てきて苦々しい気分になるのでした。

 

結論:ブラック企業で働いてしまうと色んなトラウマができて人生の支障になるからマジ害悪。滅びて欲しい。