10年以上使っていた腕時計がぶっ壊れたのでスマートウォッチを買おうと思った。
歩数とか心拍数とか血中酸素濃度とか睡眠の質とかを勝手に計測してくれるヤツだ。
でも寝てる時にも付けたままにするんだったら、あまり違和感のない軽いやつがいい。
あとタッチ支払い的な機能はいらない。
スマートウォッチまでいかないけど歩数とか色々と計測できるやつを「スマートバンド」とか「活動量計」とかいうらしい。
ってことで、活動量計のFitbit luxe を買った。黒色。
続きを読む※ラッセン展を便宜上「美術展」扱いして書いてますが「ラッセン展などアート展示ではないわい!」と怒ったり私のことを見下したりしないでくれると嬉しいです
田舎の大学に通っていた、数十年前のはなし。
その頃はラッセン全盛期前後だったと思う。
電車が無くてディーゼルの汽車が走っているような田舎にもラッセン展がやって来た。
工藤静香展と同時開催だった。どちらも精巧な版画的なヤツを展示即売するヤツ。
主催があの有名な会社かどうかはまだ物心ついてない大学生だったのでチェックしてなかったけど、たぶんソレ。
場所は県民文化会館的なホールのロビー。
折込チラシのクーポンを持って行ったらラッセンか工藤静香か好きなほうのポストカードが貰える。
TVCM(静止画)もやってた。
わたしは当時、今よりもっとアホで
アートのaの字も知らなかったので
わたしはジグソーパズルが難しくて嫌いだけど、パズルが得意な地元の友達(=自分ができないことをやってのけるスゴイ奴)が「ラッセン好きやねん」って言いながらラッセンのパズル作ってた
→「好きな画家」がいる友達はスゴイ。オトナ。
→凄い友達が好きなラッセンもスゴイ。
っていうアホなノリで「ラッセンなるアート」に好意を寄せていた。
ラッセンをわかる人は文化人なんだ!わたしも文化人になりたーい!と思っていた大学生の私は、午後の授業がない平日にディーゼル汽車に乗り意気揚々と県民文化会館にでかけて行った。
入口で同じ学部の友達2人に偶然出会い、一緒に入場した。こんな文化的な場所で友人に出会えたことに歓喜した。大学に入って良かったと思った。
ラッセン展では入口で職業とかを書かされるのだが、無邪気な田舎の大学生3人は「大学生で〜午後の授業が休講で〜」って受付の人から聞かれるがままにゴキゲンなノリで答えた。
なんかコレ、商談に持ち込むかどうかの検査的なヤツらしいね?数年後にネットで得た情報によると。
クラス分けのシールを貼るとかなんとか。浮かれすぎてそこらへんは覚えてないんだよな。
ピュアすぎてな。
なんせ美術展なんて、生物部に入ってもないのに高校の生物部のルーブル美術館展見学にくっついて行ったという体験しかなかったので。
(なぜ生物部でルーブル美術館展なのかは謎。その時のわたしの感想は「モナリザが無い!詐欺だ!」。ルーブル美術館展っつったらモナリザが見れるもんと思い込んでいた。)
なので色々と聞かれたことについても「美術展ってアンケート書いてから入るものなのね〜」「美術展って買うこともできるんだ〜」って思い込んでいた。すごいだろ。
いや、買うことができる展示会はおかしくはないんだけども…。
絵を見ている間めちゃくちゃ商談の声が聞こえてくるから、なんかスタッフさんに相手されてる人たちが羨ましくなってきて
買えもしないのに10万円くらいの値札がついた絵の前で「これくらいなら買えるかもなぁ〜」って3人で話したりしたのに
一切勧誘されなかった。
残念。
まあ買わんけど。
アホって無敵なのかな。なんなんだろう。
あの時の自分(と友人2人)の、あの会場での感じって客観的にみたらどうだったんだろう。
販売会社だって全部の来場者に営業をかけるわけじゃないんだから、ああやって入り口で選別するんだろうに。あの時の我々の振舞い・浮かれ方から滲み出る自身のヒエラルキーのわかってなさが痛いというか。カモられる価値すらなかった自分に今の自分を重ね合わせてしまうというか…。
でも残念なことにわたしの大学生1〜2年頃の思い出の中では輝かしい部類なんだよなコレ。
そしてわたしの人生を象徴しているようにも思える。
ラッセン展のことを思い出すたびに考えてしまう。
さっき『そんない美術の時間』っていうPodcastを発見して「ラッセンはなぜアート業界でタブーなのか」という回を聴きまして。それでまた上記のようなことを思い出してしまったわけです。
タブーなことも知らなかったけどね。普通に工藤静香の絵(二科展入選)くらいのカーストにはいると思ってたからね。共同開催されてたくらいだから。
まあ工藤氏のアート界での立ち位置も全く知らんけどね。つーか今も描いてるのかすら知らん。
そういやPodcastで「ラッセンはヤンキー文化が云々…」みたいなくだりがあったけど、工藤静香と共同開催ってのがなんかソレソレって感じですな。
ちなみにクーポンで貰ったラッセンのポストカードは知らん間にどこかに消えました。
ひとつ前の投稿で書いた、額縁柄OPP袋の続編です。
フェリシモの額縁みたいなOPP袋 ポストカード用 - LOSTMAN NEED BLUES DRIVE MONSTERS
フェリシモで注文する前、ほかの所でも似たようなのを売ってないか検索していた。
なんでかというとフェリシモは数種類あるデザインの中からどれが届くかはお楽しみな制度なので、デザインを選べるお店があればいいなぁと思ったから。
でもあの商品はフェリシモの「おうちミュージアム部」っていうシリーズのオリジナル商品なので、よそのお店にあるはずもなかったのだ。
そして結果いちばん地味なデザインのやつが来たという経緯がある。
で、買ったあとに100均でパクリ商品(決め付け)を見つけるパターン。
CanDoにありました。
インテリアフレーム型OPP袋 10枚入り
続きを読むこれです
以前、100均の硬質ケースでポストカードを壁に貼ろうとしたことがあったけど
よく考えたら別に重たいケースに入れなくてもOPP袋でいいよね。
フチを額縁っぽくしたいなら、ゴールド系のマステを貼ったりしたらいいやんね。
軽いから、わざわざ壁紙用の両面テープなんて買わなくても丸めたマステとかで貼れるしね。
なんて理性とは裏腹に
好奇心に負けて買ってしまった
フェリシモ 「おうちミュージアム 額縁柄のきせかえポストカード袋セット」税込715円。
リバーシブルになってて、2種類入ってるから全4種類の柄が1回のお届けで入ってることになる(説明が難しい…)。枚数は10枚でございます。
さっそく手持ちのポストカードを入れてみた。
端っこまで絵があるヤツだとフレームの外側まで絵が飛び出してしまってあんまり額縁感が無いなあ。
あとわりと絵柄がトリミングされちまうな。
浮世絵に額縁柄の似合わないこと…
この深堀隆介さんの金魚の絵が、わたしが所有する絵画ポストカードのなかで額縁柄に1番しっくりきた。
ポストカード自体の大きさおよび余白と
フレームとの相性があるな。
しかし、色々と試してて気がついたけど
わたしってこんな時にハッタリ効きそうな「泣く子も黙る超有名絵画」類のポストカードをほぼ持っていない。
というか自分が思ってたよりもあんまり絵画系のポストカードを持っていなかった…
唯一あった超有名絵画はゴッホの星月夜。
こないだ行った美術館の売店で買ったヤツ。美術館の展示内容には全く関係のないやつ。
コレもハミ出してるねー
あと反射して顔が映るのを避けるために変な角度で写真を撮らざるを得ない
おわり。
ひさしぶりに美術館に行って、しかも大規模な展示だったのもあり
心の中のアートな気分が爆上がりなのです。
どんぐらいアーティスティックな気分かっていうと
「一人暮らししてお部屋に小さなアートを飾りたいなぁ☺️💕」って妄想しちゃうレベル。
「小さなアート」はIKEAとかで売ってる絵じゃなくて、画廊とかで買う若手の作品ね。ようわからん抽象画とかのほうが狭い部屋には良さそうだなぁ…
まあ現実はアレがアレなんで無理ですけどね。妄想妄想。
あとヤフオクで画家Aの絵葉書と画家Bの図録、メルカリで画家Cの図録を買ってしまった。
大丈夫大丈夫。合計で1万円もいってないし。
メルカリとかヤフオクを利用するのが久しぶりだから、ちゃんと届くかドキドキするわぁとか冗談半分で思ってたら
翌朝マジでメルカリの出品者から強制キャンセルされた。
理由は「商品が無い」だって…。
運営からのメール1通。「迷惑行為なんで出品者には注意しときましたぁーメールでェー」
それってほぼお咎めなしってこと?評価にもキャンセル履歴は反映されないみたいだし。あそこホンマに出品者上位よな。
あーーークソだわー!
良い機会なんで退会しました。
続きを読む新しくできた「大阪中之島美術館」の開館記念コレクション展に行ってきた。
関西ではここのところ、新聞を読んでたらほぼ毎日なんらかの形でこの美術館の話題が載っているので、自然とオープンまでの紆余曲折も目に入る。
大阪市制100周年記念事業として1980年代に計画されたものの、数十年かけて揉みに揉んでいるうちに“公共が建設して民間が運営する”という形になったため「大阪市立」中之島美術館とはならないのだ。FPIという手法らしい。勉強になるなー。
朝イチなのに、事前予約優先制とは何ぞや?ってほどの混み具合だったので(でもまあ、コロナ禍以前のナントカ美術館展みたいなのと比べたら少なめではある…)人垣の後ろの方から眺めてきた感じ。
でもそれで正解と思う。『超コレクション展』と銘打っているとおり展示内容が莫大なので、一つ一つを順番待ちして最前列でじっくり見てたら過労で倒れてたよってレベルだった。最後の方のデザイナーズ家具ゾーンではもう疲労困憊。
外観の写真とか、出入口にあった(らしい)宇宙服を着た猫のオブジェの写真とか全く撮ってないんだよな………嘘じゃないよ、ほんとうに行ったんだ!
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