2018年10月19日 ミュージックステーション2時間スペシャル
BUMP OF CHICKEN 『話がしたいよ』
映画「億男」
映画館でチラシをはじめて見たときから「あ~また売れてる小説を売れてる俳優で映画化ね。」という先入観まみれの悪印象しかなかった。
BUMPが主題歌を担当すると発表されると同時に予告編が公開されたときも、
“新感覚マネーエンターテインメント”というキャッチフレーズと映像の内容とBUMPの壮大な旋律との間にギャップがありすぎて、混乱の末「よく分からない映画」と判断し敬遠していた。
『話がしたいよ』のフル尺を聴いた後にも「サビじゃなくて他のフレーズを切り取った方が予告編を上手く表現できたんじゃないの?この絶妙な名曲を活かしきれてなくない?」と戸惑いまくり。
BUMPがMステに出るニュースに対しても「主な目的は『億男』の宣伝とちゃうん…?何なんメンバーの家族が誰か人質にでもとられてるん?」と不信感バリバリ。
主演の俳優さん(佐藤健さん&高橋一生さん)が「応援ゲストとして登場」というお知らせで「やっぱり…!映画ありきか!」と確信。
ところが蓋をあけてみるとどうでしょう。
藤原さん曰く「今日初めてお会いした」ふたりの俳優さんが、メンバーのトークを終始補ってくれて、
演奏直前の機材セッティング中はずっとタモリさんとトークを繋いでくれて、
しかも高橋一生さん超BUMPファンで。
ものすごく有り難き助っ人さんたちだった。TVに出慣れている人たちが補助してくれるのって心強いね。
スタジオでパフォーマンスするにもかかわらず、BUMPが拘る(そしてファンも拘る)生演奏を実現するために配置された特別シフトだったんだねえ。
ありがたや。
まあ当然映画の宣伝もしていたけれど。
そんな感じで、自分の中の映画「億男」に対するイメージが一気にクリーンになったのであった。
当然BUMP OF CHICKEN の演奏は素晴らしく
TVって演奏の一つ一つをじっくり観察できるから細かく感想を言い出したらキリがないんだけど、
良いライブをTVを通じて観ることができた。
「ガムを紙にペッてして」と歌う時の藤原さんに注目しようと事前に思いつつ
でも藤原さんのことだから無表情で普通に歌う未来しか予想していなかったけど、
ちょっと顔を横に振って「ペッ」ってしたというどうでもいい事実に興奮した。
あと終盤でギターをピック弾きから指弾きにすばやく変えるためにピックを投げるのも何だかとてもイイヨネ!
何を隠そう私は前回の初出演時のMステ(『虹を待つ人』と『ray』)がきっかけでバンプファンになったので
今回の演奏がきっかけで初めてバンプが好きになった人もたくさん現われたんじゃないかと思う。
そのひとたち!(←呼びかけ)
おめでとう。あなたにとっての新曲(知らない曲)が沢山あって、素晴らしい曲ばっかりです!
知り合いにはなれないけど一緒に楽しみましょうねー。
そして「億男」のムビチケを買った
金券ショップで。
もう公開日を過ぎているから映画館では買えないのです。
でも金券ショップで買っても定価(前売り券の定価、1400円)ですからね。流通経路どうなってんだろ。
興味なかったはずの「億男」を観ることになったのは明らかにMステのせい。
Mステを舞台に繰り広げられた全力の宣伝に引っかかりました。たいへん気持ちよく。
それに「CUT」11月号(BUMPが表紙&インタビュー)によると砂漠で○○するらしいのでわりと興味も湧いてきた。
余談ですが無駄に気になってるのが、映画館(主にTOHOシネマズ)で買った別の映画のムビチケは裏面のスクラッチが金色なのに対し、金券ショップのそれは銀色であること。ちゃんと有効なんだろうか…ドキドキ。
私の記憶では、TOHOシネマズで売ってるのも昔は銀色だったけど1~2年前から金色に変わった。理由は分からない。
TOHOシネマズで買った「億男」も銀色なのかな?確かめる術もないしそこまで興味もない。
これに限らずチケット類って色々なアレコレが絡んでるから謎な部分が多いですよね。