ここんとこ何個か落語をみにいってみた。
繁昌亭とかの寄席はまだまだハードルが高いので、ホール落語と呼ばれるようなやつにいくつか。独演会とか二人会とか。
そんで分かったんだけど
ひとくちに「独演会」つってもいろんなやり方があるんですね。
ほんとに一人だけで 中入り(=休憩)を挟んで長い噺を二本やる人もいれば
前座さん→本人→中入り→本人→着替えてまた本人 みたいな人もいれば
前座さんの他にゲストを呼んで本人は二席という人も。
どんな構成なのか、前座やゲストは誰なのかを事前に告知する人もいればしない人もいる。
トークコーナーやご挨拶タイムがある人もない人もいる。
演目を予告している会もあれば「お楽しみ」って書いてあったりなかったりで予告してない会もある。
あと、「さげ(オチ)」があるから落語って呼ばれてんだからオチがない落語なんてないと思ってたら
あるんだねコレが
「これが○○の由来でございます」ってオチもなしに頭下げて終わったもんだからオ…オウと思って調べたなら「由来ばなし」っていうなんかの由来について語るというジャンルらしい。ほう。
「地噺(じばなし)」ってのもありました。
地語りを軸にして演者独自のくすぐりを入れながら話を進めていくんだとかWikipediaには書いてありますが何も知らずに出会った時は
「なんか新しい形の何かが展開されている…!」と面食らった。まあめちゃくちゃ面白かったけど。
あと噂によるとマクラみたいな話だけして終わるのもあるらしい。
なんかに落語家が高座で落語と思って話す全てが落語なのである的なことが書いてあった。幅広いぜ。
そんで、江戸落語ってひたすら“粋”を追求してるみたいな先入観あったけど普通に(?)涙が出るくらい面白くてああやっぱり落語は面白いのがいいんだわ!って思った。関西向けにやってくれてるのかどーかは知らん。数人しかまだ見たことないし。
そんなわけでこれからも暫くは落語の浅瀬でチャプチャプと楽しもうと思います。何かにドップリとファンになるのはもう懲りたしね。
浅すぎて個別の一席(という呼び方でいいのかどうか)についての感想やら批評やらは「あーおもしろかったー」もしくは「なんか合わんかった」以外のバリエーションを持ち得ないため控えさせていただきます🙇♀️