最近仕事でイライラしてるんですけど
そんな時に読んだ本がこれまたイライラするような内容で
ブックレビューサイトに「良い本だと思って読んでいたのに最後にこんなことが書いてあり、全ての内容が覆るほどクソでした」をオブラートに包んで周りくどくネチネチとした長文にしたためて投稿したんだけれども
他の人のレビューを読んだら、私が引っかかった部分を逆に良いこととして捉えている人ばかりで軽く衝撃。
その本が社会通念上本当に良くない内容だったのか、それとも自分の心がささくれ立っている八つ当たり先としてこの本を糾弾して憂さを晴らしているのか
客観的にぜんぜん見られなくなっている。
いや〜、でもこの本アカンと思うんだけどなー。どの本かは明言しませんけど。
「○○専門サイトで一番人気の講師」(専門資格なし)とか「今いちばん話題の○○」とか、表現方法は多様だけど要するに“ネットで人気がウリの人”に飛び付いた出版社が「とにかく話題の内に、売れる内に」とスピード重視で出した粗製乱造の本(タイトルはやたらとキャッチー)に裏切られることが最近多い。
そんで私は老婆心ながらレビューサイトで苦言を呈すのだ。
「老婆心ながら…」と前置きして忠告めいたことをするとき、大抵は発言者が気持ちよくなっているだけで相手にとってはありがた迷惑なだけだ。と、私は常々思っていた。
私が粗製乱造の本に対して書くレビューは正にそれだ。
無料のSNSで書き散らすような無責任な内容に売れっ子イラストレーターのイラストを入れて今っぽいイメージに仕上げた本を著者のフォロワーに売るだけのお仕事にとっては、私みたいな部外者のネチネチとした感想なんてうっせえわで一蹴でしょうな。
チッ。
なによりこの文章もネチネチしてますけどね。
しょーがない。だって仕事でイライラしているんだもの。仕事は諸悪の根源なのだ。