LOSTMAN NEED BLUES DRIVE MONSTERS

神経質で性格が悪い人のブログ。ブーメランな意見を述べがち。消しがち。更新が多いときは調子が悪いときです。更新がないときはもっと調子が悪いときです。情報商材いりません。

藤原基央のカリスマ性に(今さら)触れたのでそのことについて。

BUMPのライブ後はなぜか体調を崩す。
ライブ翌日はずっと副交感神経が優位で一日中ぼーっとしていて、仕事で事件が勃発してんのにわけの分からないことを口走り後輩にガンスルーされた。
数日間は小康状態を保ち、一週間後くらいにガタッっと体調が悪くなる。今回もまた上司に「長月さんよく熱だすよね!」と嫌味をいわれた。
藤原さんが最後のMCで「汗とか、他にもいろいろ汁とか出たと思うし、拭けばいいし。」と言っていたが、脳内〇薬的なヤバいものが分泌されてて急性中毒になっているのかもしれない。
それに加え、今回はライブ後に3連休があったものの特にやることが無かったので、しょっちゅう元SMAP3人による「72時間ホンネテレビ」を観ていて、最後2時間の「72曲メドレーライブ」の凄まじさを(途中でお風呂に入ったりしつつ)目の当たりにしてしまったので、相乗効果でアドレナリン的なヤバい脳汁が出ていたんだと思う。

 

そんなふわふわした頭で TOUR PATHFINDER @大阪城ホール のレポ的な投稿を書いて一度は公開したんだけど、我ながら(このつまらないブログの中でも)とりわけつまんなかったので取り下げた。pinkieの綴りを間違えてpinkyとか書いてたし。恥ずかし過ぎる。

その代わりに、上記ライブで感じた「藤原基央という人のカリスマ性」について書き連ねてみた。

 

あ、ツアーのセットリストとか演出のネタバレ入ってます!

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大阪城ホール公演2日目での出来事

確か「花の名」だったと思う。

拳を振り上げるような曲じゃないんで、ほとんどのお客さんがそれぞれに静かにノッたり聴き入ったりしていた。

何度目かのサビの手前になったとき、藤原さんが右腕をゆーっくりと顔の横らへんまで上げて、左手で右手首を指差し、その右腕を今度はゆっくりと頭の上に挙げた。

そしたら、ホールの皆が引き寄せられるようにスーっと右腕を挙げて、開場一面にPIXMOBの明かりが揺れた。

私にはその一連の落ち着いた動作とスタンド席から観たPIXMOBの光景が脳裏に焼き付いていて、もうこれこそがカリスマ性ってやつかと、MCで何言ってたとかもうほとんど忘れてしまったのに(そもそもあんまりMC無かった)、これだけは忘れられないでいる。

 

カリスマ性というものについて

よくBUMPを紹介するときに「カリスマ的人気を誇るバンド」とか言われているけど、正直この紹介の仕方にはピンときていないし、

はじめてライブを観たときも、いつかポンツカで紹介されたメールみたいに「実在するんだ!」とか感動したわけでもなかった。カッケーなとは思った。

 

それは多分に「テレビに出ていないので、逆に雲の上感が無い」ことと、「ラジオのトークが(小学生当時の)近所の兄ちゃん過ぎる」ことと、あとイヤホンを付けたらいつでも側にいる感覚がある楽曲群、等が彼らを身近に感じる要因だと思っている。あくまで私個人の感じ方として。(きっと私は上沼恵美子のコンサートに行ったら「本当に存在したんだ…!」とビビるんだと思う。(行ったことはない。))

 

藤原基央という人に関しても、めちゃくちゃ天才でいい曲つくるし声は良いし努力家だし性格は優しすぎるし彼が描くニコルと食パンは世界一可愛いし、ファンに対する思いや音楽やバンドに対する思いなどいろんな面で尊敬しているけど、その一方で、天才肌なこだわりが強いし愛が重そうだし、生半可な覚悟で一緒にバンドなんてできそうもないぐらいややこしい人で、メンバーの3人と偶然バンドを組めたのは彼にとって人生の大勝利なんだろうなと思っている。けなしてないです、大好きです。

なので、藤原氏のことは心から尊敬しつつも、やっかいそうな側面も包み隠さず見せてくれているので、そこまで神聖視もせず逆に親しみを感じることができていた。

しかしあの夜ほど「カリスマ性」というものを実感したときは無かった。なんか今でもドキドキしている。

 

カリスマ性って、沢山の人を自分に惹きつけて従わせることのできる人なんだなと、自分なりに解釈した。でもその役割を引き受けるのって想像するだけでもすごく怖いことなんだけど、怖さを自覚して、引き受けてコントロールできる器を持った人が真のカリスマって奴なのかもしれない。

 

かといって別に藤原さんやメンバーを遠くに感じたわけでもなく、次にライブに行く時がまた楽しみになった。そんなお話でした。

 

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