LOSTMAN NEED BLUES DRIVE MONSTERS

神経質で性格が悪い人のブログ。ブーメランな意見を述べがち。消しがち。更新が多いときは調子が悪いときです。更新がないときはもっと調子が悪いときです。情報商材いりません。

歌を聴いた時の心境によって歌詞の解釈って変わるよね…

『Spica』の歌詞に下のような一節がある。

汚れても 醜く見えても 卑怯でも 強く抱きしめるよ

ここが私は凄く好きで、

この歌の主人公が、手を繋いだ相手がどんなに悪くて嫌な奴でも(そう自分自身を卑下して卑屈になってる人であっても)、溢れる愛でその罪ごと全部抱きしめるよ!

って言ってるのだと素直に解釈してアガペーだわ〜と感動していた。

 

けど、さっき甥っ子を酷く泣かしてしまって凹みつつ『Spica』のリリックビデオを観ていて急に閃いた。

逆に歌の主人公が相手から「汚い人間だ」と思われ嫌われていても、それでも私は君が大好きだから、君には悪いけれども抱きしめるよ。

っていう悲しい宣言、どうしても捨てられない一方通行の想い……っていう解釈も出来るんじゃないかと。

すげぇ切ない。

甥っ子に嫌われたらやだなあ…。

 

でも続けて『新世界』のMVを観たら

なんだよそんな汚れくらい 丸ごと抱きしめるよ

っていう似た趣旨の歌詞があって

「完全に前者の解釈だな……」

と我に返った。