ゲイの人に「女の人も好きになれるように努力しろ」って言っちゃうのはゼッタイダメだということはもう世界の常識だ。
その考え方でいけば、生まれてこのかた男のことも女のことも好きになったことのない人=恋愛したくない人に対して「それはあなたが傷つくのを恐れてるだけなのよ」とか「もっと自分に自信を持って!」とか強要すんのも同じレベルで人権侵害なんじゃないだろうか?
同性愛者の男性が女性を好きになれないように女性を好きになれず、かつ、異性愛者の男性が男性を好きになれないように男性も好きになれない、そんな男性がいても別に良いはず。イヤ、いるでしょ普通に。
同性愛者で「ある」ことを自覚してる人は、まあ間違えてることはそんなにないだろうけど、恋愛が自分の中に「無い」かどうかなんて証明が難しいから声を大にして言える人は少なさそうだなあ。掘り下げても不毛な気がしないでもない。一歩間違えれば単なるモテないコミュ障の開き直りだしな。LGBTの仲間にも入れてくれなさそう。
いや、知り合いにタカラヅカに何回か連れて行ってもらったら、ことごとく恋愛が原因で主人公が死んじゃうので「命をかけるほどその惚れた腫れたは大層なものですかァ!?」と主張したい気持ちが抑えられなくて。でもヅカ好きの知り合いにはとてもじゃないけど話せないのでこんな訳のわからないことを書いてみた次第です。
あ、タカラヅカは嫌いじゃないです。後半にやるショーが好きです。