LOSTMAN NEED BLUES DRIVE MONSTERS

神経質で性格が悪い人のブログ。ブーランな意見を述べがち。更新が多いときは調子が悪いときです。

ほどほどの懸想

…という古文があって、高校生くらいの時に漫画化したやつを読んだ(たぶん)けどストーリーは全く覚えていない。でもインパクトのあるタイトルがずっと胸に引っかかっている。

 

「伶也と」椰月美智子 (文春文庫)

日曜日にFM802で紹介されていて、月曜日に買って、Rock Kids 802のトビコメ(=BUMPのコメントがスペシャルウィークの4日間流れるやつ)を待ちながら一気に読んだこの本。

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この本の主人公に教えてあげたいと思った。「ほどほどの懸想」という言葉を。

 

そして、2月にイベントを入れてさいたまスーパーアリーナのことを忘れないと心が折れるとか熱に浮かされたようなことを綴っていた昨日の私に「愚かだよ」って教えてあげたい。

 

ストーリーは、

地味なリケジョがV系バンドのボーカルに惚れ込んで人生を棒に振るけど本人は幸せだと思っている。でも当のボーカルは才能とチャンスを長期的に活かせないどころかヒトの人生を狂わせるだけ狂わせといてその自覚も無い

…みたいな話。

 

ソッコーでブログに感想を書かないと気持ちのやりどころがないくらい、ものすごく後味が悪い小説でした。でも読んでよかった。この小説をバッドエンドだと思える人間であり続けたいです。おやすみなさい。

 

今日(もう昨日か)のトビコメは升さんが担当でした。増川さんがはしゃいでました。

2月に何かイベントを入れないとココロが圧死しそう

PATHFINDER ツアーが楽しすぎるのがいけないんです。

もうすぐお祭りが終わってしまう。

 

2月10日、11日のツアーファイナル @さいたまスーパーアリーナ は遠征しないことに決めて、チケット申し込みもしなかった。このツアーでお金をわりと使い過ぎたし、複数公演に参加できてるので他の人がチケット確保できるほうが良いし…。と。

なのに、チケット先行が全て終了した今になって後悔し始めた。はじめから分かっていたけど、ファイナルの日程は結成記念日だ。きっと限定グッズも出るだろうし、新曲もやるかも。何度か参加して実感したけど、このツアーは本当にこの上なく最高に楽しい。(語彙力がない)。ひとつでも多く行けるもんは行きたい。

でももう遅い。

 

かねてから、ツアー後には半端なく「ロス」感が襲ってくると覚悟していた。

3月には地元オーケストラの定期演奏会(D席1,500円)、4月にはスガシカオのHitori Sugerのチケットを確保した。ツキイチで生きる指標を置いておくという対策だ。

だけど、いくら探しても2月に丁度いいイベントが無い。2月がいちばん重要なのに。

はじめて文楽でも観てみるかーと検索してみたが、2月は東京でしかやってないっぽい。東京にいけるなら行ってるっつーの。狂言も近くでやる日程がない。

あと「トータルで見たら埼玉まで遠征できてたやん」みたいな金額と時間をかけたらダメだ。逆に心が折れる

こうなりゃ繁盛亭にでも行ってみるか。そんでついでに天神さんにお参りするか。それとも七福神巡りでもするか。神戸の一の宮神社から順に九の宮だか八の宮だかまで巡ってみるか。でも明らかに極寒の気候よな。

チケット取っとく系のイベントじゃないと面倒くさがって結局引きこもりそう。

 

何か、何か予定を入れなければ。特に2月11日付近には何かイベントの予定を入れなければ。心が「楽し気なツイート」とかの圧力やら疎外感やら後悔やらに潰されてしまう。

そんな強迫観念に駆られ、プレイガイドのサイトで検索しまくっている今日このごろ。傍目から見れば「寂しいバレンタインを過ごしたくない人」に映るのかもしれない。どっちがよりみっともないんだろう。

 

 

チケット当たらなくて行けなかったBIG CAT公演 @3期ツアーが映像化なんて自分に都合が良すぎて怖い

the pillows “RETURN TO THIRD MOVEMENT vol.1” at 心斎橋 BIGCAT が映像収録

 

twitterのタイムラインを眺めながら「あ、これ今日のBIG CAT のやつや、チケット外れまくって行けんかったやつや_:(´ཀ`」 ∠):」とやさぐれた気分で読んだツイート。

the pillows on Twitter: "今日は “RETURN TO THIRD MOVEMENT vol.1” 大阪・心斎橋 BIGCATでした!今日は今ツアーの映像収録が入りました。大阪での収録はピロウズ史上初めてでした!まだ発売日などは未定ですが、お楽しみに!!お越しの皆様ありがとうございました!!ツアーも後一本… https://t.co/PKr0MKB1mZ"

はじめての大阪での映像収録が、私が行きたくて行けなかったやつ!私が観たかったやつ!

そんで3期ツアー映像化もサラッと発表!

 

ピロウズの運営スタッフさんは私の心が読めるのかもしれない。怖い。

なんかもう、最近世の中が自分の都合のいいように回ってる気がして怖い。

こんなに良いことがあったんだから、今日の外出先で何気なく座ったトイレの便座がめちゃめちゃ汚かったことなんてもうどうでもいいわ。未だに太ももが気持ち悪いけどもういいわ。

 

Zeppの2階席ってあんなに目潰し喰らうもんなんですか?

2017.11.28
BUMP OF CHICKEN TOUR PATHFINDER
@Zepp Osaka Bayside 2日目

 (セットリストとか演出のネタバレ入ってます)

ライブの余韻とは身体の疲労感のことなのかもしれない。

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この写真は 、終演後5分間に恒例の写真撮影可能タイムで2階席から撮影したもの。

私がこれまで「ソールドアウトした」とアナウンスされたライブでも、未だかつて見たこと無いくらいに1階立ち見フロアがおしくらまんじゅうで、上から見ていて怖かった。

メンバーも凄く気にしてて、曲の合間にしょっちゅう「助け合って!」と呼びかけたり、倒れて運ばれて行くお客さんのために客電を点けたり、「分け合って飲んでね」つってペットボトルをポンポン客席に投げたりしていた。

 

ライブハウスは普通、2階指定席のチケットがあれば1階立見フロアにも行けるし、指定席の入場は整理番号Aの次だったので、フロアに行けばソコソコのポジションが取れそうだったけど、行かなくて正解だった。

だって2階指定席でさえ翌日(もともと休日)は昼まで体が動かないほど疲弊したというのに、もしスタンディングフロアのあの混雑の中に居たらと思うと恐ろしい。

数日前に行ったGLIM SPANKY のライブ@なんばHatchで、確保したバー(手摺り)にもたれかかってくるオッサンにすらキレそうになった私には、演奏以外に気にする要素が多すぎて耐えられそうにない。

 

2階席はワンダーランド

Zepp2階席のA列・B列だけドリンクホルダー付きの豪華な椅子なのは、きっと関係者席に充てる必要性があるからなんだろう。ライブ途中にイカニモな男女が入ってきてA列真ん中に着席したし。(関係者席は立ったり手を挙げたりしたらダメだとどこかで聞いたことがある。その男女はずっと座って大人しくしていたからきっと関係者席。)

私の席はドアに近かったので、カメラマンや記録映像を撮るスタッフさんが出入りしているのもよく見えた。

あと、制作関係者なのかレポ記者なのか分からんが、ギョーカイ人っぽいオジサンも出たり入ったりして、階段通路からステージを観たり客席を見たり、腕組みしながら曲にノッたりしていた。そんでそのオジサンが曲にノッてるのが視界の端に入った時は、ちょっと嬉しかったりもした。

日産スタジアムのスタンド席ではチームラボ・ボールをバカでかい巾着袋から出し入れするスタッフさんが見えたし、広島グリーンアリーナのスタンド席からは紙吹雪をひたすら機械で吹き飛ばすスタッフさんが見えたし、妙な角度の席って、予期せぬ面白いモンが見えがちで楽しい。

アリーナで銀テープを取ったりメンバーの投げたものを取るだけじゃないんだよ、場所ごとの楽しみ方ってものは。と、メルカリで銀テープを買った頃の自分に教えてあげたい。

 

メンバーの後ろにある照明に目を潰される

そんな快適な2階席。だけど良いことばかりではないんですよ。

開演直後から、メンバーの後ろ(ドラムセットの横らへんの床)に置いてあったライトが私の顔面を目掛けて強力な光を放ち、メンバーが閃光に掻き消されてどこにいるのかも分からない。メンバーが消えるだけならまだしも、光がまぶし過ぎてステージの方向を直視すること自体が危険なレベルだった。rayがray(閃光)のせいでまともに頭に入ってこなかった。

プチパニックになりつつ、左手で光を遮りながら(遮れないけど)右手を挙げる健気な私。

3曲が終わって、照明が暗くなってMCが始まってやっとメンバーの姿が目視できた。でも目に光が焼き付いてて、視界の不調具合がヤバい。

頭の中は、望遠鏡で太陽を観察し過ぎて失明したガリレオ・ガリレイのことで頭がいっぱいだった。どうしようこのまま2時間以上もこの強烈な光を見続けなければいけないのだろうか…。1階フロアに降りようか、それとも後ろの2階立ち見エリアに避難しようか、はたまたドアんとこにいるスタッフさんに「照明がキツイ」と訴えてみようか…(絶対困られる…)と考えを巡らせていた。

そしたら、実はその照明器具はグルグル回ることができるお利巧さんだったので、MC以降の曲では消えたり回ったりして、時々思い出したように私の目を攻撃してくるだけで済んだ。

助かった。マジでどうしようかと思った。なんではじめの数曲だけ照明を固定したんだ!

 

それ以後はライブをこの上なく楽しみました。

 藤原さんが、「はじめて大阪に来た時、ベイサイドジェニーでやった時に来てくれたお客さんは5~6人で、その時も1対1だし、会場が大きくなっても何千とおり、何万とおりの1対1があるだけで変わりない」という内容の、長い前置きのあとで

「でもやっぱり近いの楽しい!」とぶっちゃけた。

そのとおり、やっぱり演者と客席が近いのは楽しい。

近いこと自体よりも(私はそんなに近くもなかったんで…というか視界がぼやけていたので…)、近い距離にいることで客席のボルテージが半端なくて、メンバーもそれに煽られてテンションが高くなってて、もう会場全体が、何かが爆発すんじゃないかみたいなわけわからん熱気に包まれていて、そんな場所に居合わせていることがめちゃくちゃ楽しかった。 「ビデオポキール」に収録されている、インディーズ時代の「ガラスのブルース」のライブ映像が思い浮かんだ。

 

イメージが変わった曲もあった。

今回のツアーで、「“増川さんに宛てて作った曲”という噂があるから、自分のための歌とは感じられないんだよなあ」と思っていた「fire sign」が完全に自分のための曲になったんだけど、

この日は「スタッフの誰かに宛てて書いたらしいから、自分のための歌じゃないよな」と感じていた「メロディーフラッグ」に、「私こんなにこの曲好きだったっけ!?」と自分でもびっくりするくらい一番感動した。なんだこの曲、こんなに励まされる曲だったんだ。泣きそうになってる自分に驚いた。

 

もう全公演Blu-rayにしてBOXで発売して欲しい。10万円くらいなら出す。数か月間、休日は外に出ないでそれだけ観ればいいんだから容易いって。

まずあり得ないけどよろしくお願いします。

鷹の爪きっかけでまんまと映画「ジャスティス・リーグ」を観た

アメコミの知識皆無な人の感想です。

 

ワンダーウーマンさんがとてもカッコよかったです。

これに尽きる。

ジャステイスリーグの中で、ヒーロー物に馴染みのない私が想像する「勇者」像に一番当てはまる。バットマンは飛び道具ばっかり使うし、スーパーマンはあんまり出てこないし、他の二人は能力を特化したスペシャリストなので。

 

登場シーンもカッコよかったし、雄叫び上げながら肉弾戦仕掛けんのも素敵。さらにビーム的な物も出せる。

ワンダーさん以外のアマゾンの戦士達もカッコよかった。あの社会組織はどうなってるんだろう。個人の見分けがあんまりつかなかった…。

気になるので、今度レンタルで「ワンダーウーマン」の映画も見てみようと思う。

あ、あとバットマンのバックヤードで色々やってくれる紳士アルフレッド氏も素敵だったので、気が向いたらバットマンの映画も観たい。

 

それにしても、自分たちのことを「justice=正義」とキッパリと名付けちゃうアメリカのノリは本当に清々しいですね。

 

追記:12月3日、ワンダーウーマンの映画をツタヤで借りて観た。

人間じゃなかったんだ…。

まあそうだよね、ビーム出してたもんね。

人間じゃないし特別な場所で暮らしていて戦争はしないのに「奴隷」が居るとはどういうことなんだ。どこから連れてこられた奴隷なんだ。身分差は何が根拠なんだ。そこら辺とか、民間人は何がなんでも守りたいけど敵軍の兵士は躊躇なく殺しまくる辺りは「アメリカ的だなあ」って思っとけばいいんですかね?あんまり映画を観ないので気持ちのやりどころが分からない。

あと、第二次世界大戦の話だと思って観てたらメイキングで「第一次世界大戦」だと言っていた。世界史に疎すぎる自分にショック。

ダイアナはあんなに頑張って戦争を終わらせたというのに、またさらに酷い大戦を体験したってことかあー…。

 

 

 

 

藤原基央のカリスマ性に(今さら)触れたのでそのことについて。

BUMPのライブ後はなぜか体調を崩す。
ライブ翌日はずっと副交感神経が優位で一日中ぼーっとしていて、仕事で事件が勃発してんのにわけの分からないことを口走り後輩にガンスルーされた。
数日間は小康状態を保ち、一週間後くらいにガタッっと体調が悪くなる。今回もまた上司に「長月さんよく熱だすよね!」と嫌味をいわれた。
藤原さんが最後のMCで「汗とか、他にもいろいろ汁とか出たと思うし、拭けばいいし。」と言っていたが、脳内〇薬的なヤバいものが分泌されてて急性中毒になっているのかもしれない。
それに加え、今回はライブ後に3連休があったものの特にやることが無かったので、しょっちゅう元SMAP3人による「72時間ホンネテレビ」を観ていて、最後2時間の「72曲メドレーライブ」の凄まじさを(途中でお風呂に入ったりしつつ)目の当たりにしてしまったので、相乗効果でアドレナリン的なヤバい脳汁が出ていたんだと思う。

 

そんなふわふわした頭で TOUR PATHFINDER @大阪城ホール のレポ的な投稿を書いて一度は公開したんだけど、我ながら(このつまらないブログの中でも)とりわけつまんなかったので取り下げた。pinkieの綴りを間違えてpinkyとか書いてたし。恥ずかし過ぎる。

その代わりに、上記ライブで感じた「藤原基央という人のカリスマ性」について書き連ねてみた。

 

あ、ツアーのセットリストとか演出のネタバレ入ってます!

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大阪城ホール公演2日目での出来事

確か「花の名」だったと思う。

拳を振り上げるような曲じゃないんで、ほとんどのお客さんがそれぞれに静かにノッたり聴き入ったりしていた。

何度目かのサビの手前になったとき、藤原さんが右腕をゆーっくりと顔の横らへんまで上げて、左手で右手首を指差し、その右腕を今度はゆっくりと頭の上に挙げた。

そしたら、ホールの皆が引き寄せられるようにスーっと右腕を挙げて、開場一面にPIXMOBの明かりが揺れた。

私にはその一連の落ち着いた動作とスタンド席から観たPIXMOBの光景が脳裏に焼き付いていて、もうこれこそがカリスマ性ってやつかと、MCで何言ってたとかもうほとんど忘れてしまったのに(そもそもあんまりMC無かった)、これだけは忘れられないでいる。

 

カリスマ性というものについて

よくBUMPを紹介するときに「カリスマ的人気を誇るバンド」とか言われているけど、正直この紹介の仕方にはピンときていないし、

はじめてライブを観たときも、いつかポンツカで紹介されたメールみたいに「実在するんだ!」とか感動したわけでもなかった。カッケーなとは思った。

 

それは多分に「テレビに出ていないので、逆に雲の上感が無い」ことと、「ラジオのトークが(小学生当時の)近所の兄ちゃん過ぎる」ことと、あとイヤホンを付けたらいつでも側にいる感覚がある楽曲群、等が彼らを身近に感じる要因だと思っている。あくまで私個人の感じ方として。(きっと私は上沼恵美子のコンサートに行ったら「本当に存在したんだ…!」とビビるんだと思う。(行ったことはない。))

 

藤原基央という人に関しても、めちゃくちゃ天才でいい曲つくるし声は良いし努力家だし性格は優しすぎるし彼が描くニコルと食パンは世界一可愛いし、ファンに対する思いや音楽やバンドに対する思いなどいろんな面で尊敬しているけど、その一方で、天才肌なこだわりが強いし愛が重そうだし、生半可な覚悟で一緒にバンドなんてできそうもないぐらいややこしい人で、メンバーの3人と偶然バンドを組めたのは彼にとって人生の大勝利なんだろうなと思っている。けなしてないです、大好きです。

なので、藤原氏のことは心から尊敬しつつも、やっかいそうな側面も包み隠さず見せてくれているので、そこまで神聖視もせず逆に親しみを感じることができていた。

しかしあの夜ほど「カリスマ性」というものを実感したときは無かった。なんか今でもドキドキしている。

 

カリスマ性って、沢山の人を自分に惹きつけて従わせることのできる人なんだなと、自分なりに解釈した。でもその役割を引き受けるのって想像するだけでもすごく怖いことなんだけど、怖さを自覚して、引き受けてコントロールできる器を持った人が真のカリスマって奴なのかもしれない。

 

かといって別に藤原さんやメンバーを遠くに感じたわけでもなく、次にライブに行く時がまた楽しみになった。そんなお話でした。

 

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国宝展で仏像に安らぎを見出した

京都国立博物館で開催中の国宝展、第1期の展示を観てきた。

はじめは「全期通うぜ!」と息巻いていたのに、展示を見るには全然進まない行列に延々と並ばなきゃいけないことにウンザリしたので、きっともう行かない気がする。私の芸術に対する情熱なんて所詮そんなもんだ。でも一回だけでも充分貴重な体験になることは確かです。

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混雑具合と偏ったオススメポイント

全国レベルでテレビに取り上げられるような展示会に行くのが初めてだったので これが普通と比べてどうなのかは分からないけど、混雑具合について書いておく。

私が行った日は初日の翌日、10月4日水曜日。平日。

開館時刻の9時半を少し過ぎて現地に到着したところ、館内に入る前に入場規制で10分ほど待ち、さらにチケットをもぎってから展示スペースに入る前に10分ほど待った。

特に順路はないけど、人の流れに乗らないと最前列で観られないので、それらに並んでたらぜんっぜん進まない。学芸員さんが「お並びください」と呼びかけてるゾーンもあれば、「比較的すいている所からご覧ください」と言っているゾーンもあり、そこは臨機応変な感じだった。

必ず見ておきたいものだけピンポイントで並んで、他の物は後ろの方で見ることにした。

 

楽しみにしてた火焔型土器は並んでなかったのでじっくり360度見ることができた。

火焔式土器って縄文時代の代表作で教科書にも載ってるけど、全然「縄文土器」じゃないよなあ。縄目文様ついてないもん。でも縄文時代の土器を問われたらそりゃあこんな圧倒的な作品があればコレを挙げるよな。絶対この時代に既に「有名作家」的なポジションの人がいたよな。火焔式土器もだけど、土偶とか見てもそう思う。

 

絵巻物や書の巻物の列は長いし遅々として進まなかった。雪舟ゾーンの人気も凄かった。

あと、音声ガイドが有る展示物はやっぱり混む。

合間の休憩スペースに着くタイミングで、ちょうど音声ガイドのサービストラック「谷村新司の『嗚呼』」が聴ける粋な計らいがあるので、音声ガイドオススメです。

あと、「糞掃衣でつくられた袈裟」の、何がどうなってるのか訳のわからなさに圧倒された。あれは見る価値がある。

 館内から出たのは、たしか12時過ぎくらいだったと思う。

 

仏像の良さを再確認

展示の終盤、仏像のゾーンに入ると不思議と心がホッとした。

仏像の何が良いって、大きいから並ばなくてもすぐ見られるとこ。

地獄絵図の絵巻物なんて、並びすぎてて結局ホンモノの上に貼ってある拡大パネル見てる時間の方が圧倒的に長かったから。

その点仏像は一つ一つの間隔も広いから展示品一つ当たりのお客さんの数が少ない。すぐ見られる。遠くからでも見られる。

大きくてスゲーし、金色で有り難いし、ポーズで表してるものが決まってたり、芸術に造詣が深くない人にとっても色々と分かりやすい。

こういう分かりやすさが当時の民衆に受け入れられて、仏像が各地でたくさん作られる要因の一つなんじゃないかと想いを馳せたりもした。細部に宿るイロイロも重要なのは承知の上で。

昔の民衆の気持ちになれる、有意義な展示会だった。

国宝展をやっている京都国立博物館のお向かいさんの三十三間堂には、「いつもの国宝っス」みたいな顔して普通に国宝の仏像がいる。京都って凄いよなあ。

三十三間堂では庭の方で何かの工事をしていて、囲いのそばに鬼瓦が置いてあって素敵だった。

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物販

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黄金でキラキラの風神雷神チケットファイルを買った。よくあるA4を三つ折りにしたサイズよりスマートなので、コンビニ発券したチケットにジャストサイズで嵩張らないし、キンキラキンだから鞄の中で目立ってすぐ取り出せるスグレモノ。絶対お役立ち。

後日 新幹線のチケットを買いに行った大阪の某金券ショップで、前売券より安い価格で国宝展の入館券が売られていたんで、一番のオススメはこの安売りチケットなんですけどね。こういうのの流通経路ってどうなってんのですかね。