最近ダーニング(繕い)をやりたくてダーニングマッシュルームとか糸とか買ったんですけどね
肝心の、修繕したい衣類がないんですわ。
なぜなら修繕してまで使いたいほど良い物を持っていないから…
靴下は穴が開く前に色褪せと吐き口のゴムが伸びて履けなくなるパターンだし
セーターは穴が開く前に毛玉だらけになって着られなくなるし
シャツもそうだなあ、穴が開く前に褪色とかストレッチ素材がのびのびになってきられなくなる。
そんなダーニング欲求不満なせいかどうかは知らんが眠れなくてネット見てたんですけどね
東北地方とかで昔ボロボロになった着物を継ぎ合わせて作られた半纏的なやつとか、修繕しながら着続けてる野良着とか、あと刺し子とか、そういう民藝的な手芸が“BORO”なんて呼ばれて海外で人気が出てるという情報を見てマジかーと思った。
なんかニューバランスがBOROテーマのスニーカーとか出してた…
えー……悪趣味じゃない?
寒い手を擦ってさー、農作業の後とかにさあ、冬に備えてって、囲炉裏端で縫い合わせてたようなやつでしょう?
それをよ…?なんか上手く言葉にならんけどさ…
インスタで#BOROで検索したらなんかよーわからん加工されたジーンズとかでてくるんだけど
「用の美」要素ゼロやんけ
もっと民藝的なノリで人気なんかと思ったやん…
糞掃衣をファッションで着るみたいな、SDGsにすらかけ離れてるような、なんかやっぱ悪趣味じゃね?
マリーアントワネットが宮廷の庭で農民ごっこしてるようなもんじゃん…
まあこんなこと言い始めたらもう老害なんですかね
それとも検索の仕方が悪いんだろうか
インスタってそもそも投稿内容が映えに偏っているからなあ
でも民藝運動のときもバーナードリーチ?とか?外国人のトップアーティストいたみたいだし?ほんと全然知識なくて書いてるけど
きっと日本人の琴線に触れるタイプの「BORO STYLE」もそのうち生まれてくると期待すべきなんですかね?
しらんけど…