例の如く眠れない夜。
気まぐれで買った『NHK俳句』のテキストを眺めていたらこんな和歌が載っていた。(俳句の解説のために引用されてた)
物思へば沢の螢も我が身よりあくがれ出づるたまかとぞ見る 和泉式部
この時代の「物思い」といえば恋愛のことなのでこれはガッチガチの恋の歌なんだけど
それをあえて無視して、全ての単語を現代の用法で強引に解釈して仕舞えばもうコレBUMP OF CHICKEN の『firefly』じゃないですか。
*和泉式部のファンの方は怒らないで見逃してください。深夜特有の思考の暴走です*
firefly、バンプの曲の中でもとびきり好きなんです。
歌詞も曲のテンションもMVも最高に良いし、ライブ映像で「やめなきゃいけない時が来た」でベースがデデデデデデンってなるところもかっこいい。
あとバンプの出だしの歌詞の文章が唐突に長いヤツが好きなんだなー。
『firefly』の「蛍みたいな欲望がハートから抜け出して逃げるように飛び始めたものが夢になった」とか
『サザンクロス』の「その胸にしまった火に憧れた 飲み込まれて消されてしまいそうで夕焼けみたいに温かくて寂しくて強かったその火に」とか。
なんで好きかは分からない。
なんかこのネタ前にも書いたような気がしないでもないな。
新聞配達の音が聞こえたのでいい加減寝ます。