普段は面倒くさくて素爪なのだが、コンビニ限定の某シリーズの「ネイルファンデーション」と称する薄付きのマニキュアは、ちょっと出かける時にちょうど良いのでたまに使っている。
ことしの春にそのシリーズの限定色が出ていて、これまたちょうど良い感じの使いやすそうな色だったので即レジに持って行ったのだけど、その商品には
『愛されピンク❤️』
的な惹句が堂々と書かれたシールが貼ってあったので、女子大生っぽい定員さんの視線がとても気になった。
「違うんです!わたしはこの色が純粋に気に入ったんであって!別に愛されたいとか恋コスメとかいい歳してはしゃいでるわけじゃないんです!!」
などと心の中で必死に言い訳していたが、コンビニにとっては恋コスメだろうが何だろうが売り上げはおんなじ一つ。
なんか「わたしは純粋に曲がorダンスが好きなんであって決して顔ファンではない!!」と強弁するあらゆるミュージシャンのファンと似たようなもんだよな。
でも待ち受け画面は本人の顔写真に歌詞とかMCとかの文字を合成したやつなんでしょう?
そろそろ爪乾いたかな。
恋コスメという単語が廃れ始めた時期に職場で、承認欲求が強すぎることで評判だった女性が年下の同僚にドヤ顔で「恋コスメとは」をレクチャーしてるのを見てしまってからどうも恋コスメという単語にはネガティブなイメージがついてしまっているんですよ。すみませんね。
おやすみなさい。