私は、自分以外にとっては紙くずであろうチケットの半券やCD特典のステッカーをファイリングするのが趣味です。
コレクションそのものよりも、ファイリングするという行為や、いろんなファイルを所持することに悦びを見出してるヤバイ奴です。
ムビチケをファイリングする為に、公開前にムビチケを買ってない映画は面白そうでも観ないのです。
が、諸事情によりムビチケ無しで観に行った映画がありまして、1月に観た「海賊と呼ばれた男」なんですが、ムビチケで観た映画の半券はムビチケと共にファイリングするけど、これはムビチケが無いので半券だけを手帳に貼っていました。
保存を前提に作られてない紙切れを保管する為の初歩的な知識はネットで仕入れていたので、アシッドフリーのスティックのりで貼り付けました。
それから数ヶ月後の今日、秋から始まるバンプツアーの対策を練ろうと手帳をめくっていて発見。
裏のページに押したスタンプのインクが沁みて、感熱紙の文字が消えている…!
当時も「この半券の文字、月日が経ったら消えるんだろうなあ」と思いつつ、ライブチケットならコピーを保管したりという努力をするけども、そこまででもないよなぁとそのまま貼った覚えはある。
でもまさかスタンプのインクが影響するとは予想してなくてびっくりしました。
因みに、スタンプのインクはツキネコのブリリアンスデュードロップのギャラクシーゴールド。
魔法アニメのワザ名みたいで素敵なこの製品はツキネコ製で、ツキネコのインクは全てアシッドフリーとのことなのでpHとかは関係ないんでしょうけど
どんな化学反応がこの紙上で繰り広げられてこうなったのか、ちょっと興味深いものがあります。
知る由もありませんが。
いつか、懸賞に応募する為にレシートの四隅をセロハンテープでハガキに貼り付けたら文字が消えて焦ったことがあったなあ。
わたしが小学生なら夏休みの自由研究のテーマにしたいかも。多分しないけど。